公立中学生の一般的な姿

[記事公開日]2017/03/16
[最終更新日]2017/06/14

子どもたちと長らく接している中で、一日の生活リズムがわかってきました。それによるとこんな感じのようです。

 

中学生の一日の流れ

学校の授業後、クラブ活動に参加し、帰宅します。

帰宅後、ついているテレビを見ながら、部屋着に着替えます。

着替えた後、お母さんに「あとどれくらいでご飯?」と聞いて、それが用意されるまでの間、テレビ見ながら待ちます。

テレビ番組を見ながらご飯食べます(たまに食事中はテレビ禁止のご家庭もあります)。

食事を終えたら、見たかったテレビ番組が始まるまで、適当にテレビをみるなりして楽しみます。もちろん、その番組が始まったら見ます。

番組が終わったらお風呂に入ります。そして上がってきたら、髪の毛を乾かしながらテレビ見ます。

もうそろそろ寝る時間だなということで、学校の宿題に取り掛かります。そして10分程度で済ませます。

寝る前にちょっとLINEをしてから寝ます。

「テレビ見る」が、「LINEする」か、「スマホゲームする」かのどれかに置き換わるのですが、たいていの子どもはこんな感じらしいです。去年、10人くらいに聞いたのですが、8人くらいから「合ってる」と言ってもらえました。

 

一日の予定はこんな風になっているそうですが、それなりに予定が入っています。大人からすれば、余暇や休憩の時間が多いと思われるかもしれませんが、友だちとのコミュニケーションを考えると、テレビを見たりLINEをしたりスマホゲームでレベルアップするというのも、彼らによっては「大事な用事」です。

ただ、もしもこの「大事な用事」以上に成績を上げたいと思うのであれば、この時間のどこかに勉強時間を入れることでその実現が可能です。

 

無意識に生きている

一日かけて何をしていたのかを改めて問われると、案外思い出せないものです。その理由の一つに、「無意識に生きている」というのがあると思います。

 

「今からするぞ!」と明確に決めて行っている行動ももちろんあるでしょうが、結構無意識にやっていることって多くありませんか? 意識して髪の毛いじってます? 歯を磨くときにわざわざ右の奥歯から磨こうと思っています? 歩き始めは右足からって意識していますか?

こういわれると、「ただなんとなく」ってたくさんあると思います。むしろそちらの方が多いのではないでしょうか。

気が付いたらテレビを見ていた。

気が付いたら寝ていた。

気が付いたら作業の手が止まっていた。

気が付いたらスマホいじってた。

大人も、子どもも、そうです。だからこそ、何を得たいのかを意識して、そのためにすることを明確に決めることで対応できる。

 

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