価格を提示されて、「これはこういうものなのか」と素直に受け入れないことは大切

[記事公開日]2021/07/13

最近見つけた納得の記事。

塾費用の危険な「落とし穴」とは? 特別講座に教材費… 受験生なら「営業目標ひとり100万円」も

確かに、こういうことはあるでしょうね。年間の営業目標でなくとも、「夏期講習の売上目標」とか「一人当たりの平均単価目標」とか…。

会社組織だったらこうした売上目標は存在して当たり前なことではあるんですけどね。でもなぜか、「子どもたち相手の仕事だとそういうのはないだろう」って思ってしまいがちです。

 

「売上」に関する目標数値の設定は、塾であっても個人がやっているところ以外はほとんどあると思います。というか、むしろなければ予算をどんぶり勘定で運営しているので逆に危ないです。

それが存在することを認識した上で、理解していただきたいのは、この目標を達成することが目的化してしまっている塾があるという現実です。相手の不安をあおって不必要な量の講習会や授業を強引に受講させてくる可能性があります

特に個別指導塾の講習会は、10回受講するよりも20回受講すれば、それだけ成績が上がる可能性があるので、無尽蔵に提案する傾向があると思っています。

 

なぜこれだけの講習会が必要なのか。講習会を通していったいどんな学力を身に着けようとしているのか。どの塾であっても、親御さんは塾任せにせずちゃんとチェックしてくださいね。「信頼」と「丸投げ」は別ですから。