高3生に向けて素敵な提案をしています

[記事公開日]2021/03/28

今、新高3生には、「勉強するための部屋にしろ」という話をしています。

目の前にスマホがあって、部屋にテレビがあって、マンガがあって…という中で勉強はしにくいものです。これをお読みになっている方にはご自宅でリモートワークをされている方もおられるでしょうから、ご理解いただけると思います。のんびりする空間で仕事や勉強をするのは難しいものです。

子どもたちにとって、自分の部屋はくつろぐための空間だったと思うのですが、この1年間はそういう空間からの脱出をしてもらおうと思います。

  • 机の上にはできる限り何も置かない
  • 勉強に関係ないものは段ボールにいれてガムテープで蓋をする

マンガをひもで縛る方法もありますが、ひもを引っ張れば隙間から取り出せるのでお勧めしません。

  • スマホは自分の部屋の外で保管(リビングなどに置いておく)

どうしても我慢できない場合はタイムロッキングコンテナに収納する。もしくは破壊。

 

また部屋の片づけ以外にもやってほしいことを伝えています。

  • 友人には「受験勉強がんばる」ということを宣言しておく

LINEの返信が遅れることに了解をとります。

  • 見たいテレビ番組は録画して1年後に見る

流行に取り残されますが、自分が仙人みたいな状態になることに価値を見出します。

  • 23時か0時までには寝る

 受験勉強で1時、2時に寝るのはもっと後になってから(9月、10月から)。
 帰宅後、スマホいじりながらゴロゴロして、テレビ見て、晩御飯食べて、テレビ見て、スマホいじって、なんだかんだやっているうちに22時くらいになってから「そろそろ勉強するか…」はダメダメです。夜中に勉強する癖がつくと、夕方の時間が生かせません(約6時間がムダになる)、今のうちに効率のいい生活リズムを作るのです。

 

自分が持っている力(「時間」と言い換えてもいいです)が100あるとします。今までは、その持っている力を友人関係に10、テレビに10、趣味に10、スマホに10、勉強に10、家の手伝いに5…など分散していたのです。「受験勉強」というのは、それをどれだけ勉強にだけ注ぎ込むかが試されてる期間です。

でも安心してください。これらができなくても死にません。「行きたい大学」「そこそこ名の知れた大学」に行けないだけです。どうしてもスマホ生活が送りたい人は、そのままで大丈夫なのでご安心ください。(^^)/

 

追記:

最近はYouTubeやスマホアプリで学習できるようになりましたが、あれは強靭な精神力がある人向けだと思います。チョット操作するだけですぐに面白い情報にアクセスできる状況下で学習を続ける自信は私にはありません。まとめてダウンロードして、それだけしか見られない媒体で見れたらいいんですけどね…。