[最終更新日]2017/06/14
1回あたりの授業時間
英信個別の授業時間は1回あたり80分です。
多くの個別指導塾の1回あたりの授業時間も似たようなものだと思います。長くても90分程度でしょう。この短い時間の中でできることは限られており、そこで最大の成果が出せるようにいろんな塾が、いろんな先生が努力しています。
1週間で1教科あたり0.8%塾で授業を受ける
さて1日24時間ですから、1週間で24時間×7日=168時間、つまりみなさん1週間は168時間を持っています。もちろん、私もです。
そうすると、英信個別での授業時間1回80分(約1.3時間)は、1週間あたりで考えると0.8%にもなりません。この0.8%で英語の授業を受け、数学の授業を受け…です。
1%に足りないのは、他の塾でも同じことです。個別指導の塾ではなくとも、集団塾でも家庭教師でも、1教科あたりの学習時間はこんなに微々たるものしかないのです。
何が言いたいかというと、授業を受けるだけで成績を上げるのは難しい、ということです。
大事なのは、自宅や学校で過ごすであろう残りの99%の時間の使い方です。ここでどんな行動、どんな学習をするか、です。
特に、学校はたくさんのことを教えてくれます。学校の授業よりも塾の授業が分かりやすい!と言ってくれるのはうれしいと思う反面、そうであっても学校の授業を無視してはいけません。子どもたちは学校で過ごす時間の方が圧倒的に長いですし、先生は効率よく物事を教えてくれます。
塾だけで大学に合格できる…ということはありません。
生活リズムを変える
同様に自宅でもそうです。そこでの生活リズムを変えてこその成績向上、第一志望の合格です。
「自宅にはテレビやネットなどの誘惑が多くて困っている!」というのであれば、それを何とかしましょう。
思考トレーニングとしては、得たい成果を天秤にかけてください。
- テレビが見ることで得られる成果:
・面白い ・笑える ・学校の友だちの会話に加われる ・嫌なことを忘れられる などなど。
- 勉強することで得られる成果:
・成績が上がって友だちに自慢できる ・行きたい高校に行ける ・つきたい職業につける お母さんに褒めてもらえる などなど。
一度紙に書いてみて、どっちがいいか決めてください。テレビが良いならテレビを、ネットがしたいならネットをしたらいいんです。でも、それ以上に勉強することで得られることに価値があるなって感じるのであれば、それをするのです。
得たいものを得ましょう。そうすることができます。
得たい成果を言葉にする
塾に通うのもいつか当たり前になります。でも、そうすると変化は生まれないんですよね。自宅に帰って、私はここを目指すぞって決めてその行動をすることで得られます。「三島高校に合格するぞ!」「茨木高校に合格するぞ!」「次のテストで英語を80点取るぞ!」「クラブのメンバーの中で1位になるぞ!」です。
お子さんは(みなさんは)、得たい成果は明確ですか? それをはっきりと言葉にできていますか?