英単語マラソンをいつまで経っても受けに来ない塾生がおり、彼女と話をしました。
そのやりとりの最後に言われたのは、「明日からは合宿があるので、単語テストを受けるのは来週から(5日後)でいいですか」でした。
そこで私が伝えたのは、「知りません」。
5日後に来ることに関して「それでもいいよ」って言ってほしかったのかもしれませんが、それって何なんでしょう。「遅れても大丈夫って先生が言ってくれた!」みたいに受け止められるのはごめんです。他の子どもたちにもそれが伝わって、「理由があるなら遅れても構わない」となって塾内の学習の雰囲気が崩れます。
「先生が言ったから」「親がOK出してくれたから」という世界から、いい加減に離れてほしいのです。本人にとっては難しい選択かもしれませんが、英単語マラソンの感想のためには、明日からの合宿を休む選択だってあります。合宿中に空いた時間に勉強だって少しはできるはずです
そもそも、開始は7月1日からで、今までの1ヶ月間その取り組みをほったらかして期限ぎりぎりにしたのはその子自身です。今後の行動は自分で決める責任が発生します。塾長である私はそうならないために、毎日授業時間の最初の声掛けで、「英単語マラソンを早めにやりましょう」「7月末で半分に到達していなければ毎日自習に来てもらいます」と声をかけていました。
「僕からのその声かけは聞こえてなかったか?」と確認したところ、「聞こえていました」とのことでした。
厳しい対応ですが、こうしたやり取りをすることで子どもたちは課せられた課題を我が事に受け止めてくれて、真剣に行動しないとダメなんだって考えてくれます。そのきっかけになることを願うばかりです。
(補足:こういうやり取りは基本的に保護者に伝えるようにしています。お金出して塾に通わせているのにまさかうちの子が全然勉強していない…そういうのはちゃんとお伝えします)