「遅刻しても大丈夫」とはしない

[記事公開日]2018/09/03
[最終更新日]2018/09/02

昨日は小学生対象の模試を行いました。

英信個別では、中学受験の子どもたちには受験用の模試を、そして中学受験をしない子どもたちにも別の模試を実施しており、昨日はその実施日でした。

ところで、こういう模試を行うとき何名かの生徒が遅刻してくることがあります。実際、今回も1名が開始時刻を見間違えており、8分の遅刻でした。

開始時刻になっても姿を見せない子どもたちへの対応は、「○○くんがお見えになってません」と自宅に電話かけをしていますが、それ以上のことはしていません。

具体的には、「その子だけ開始・終了時刻をずらして実施する」という措置です。

A君は5分遅れてやってきたから、5分ずらして開始。5分時間延長。
B君は10分遅れてやってきたから、10分ずらして開始。5分時間延長。

…ではなく、5分遅れたら、1教科目は5分短くなります。10分遅れたら1教科目は10分短い。その分、点数は減るかもしれませんがそれは仕方ありません。

「個別指導塾だったら遅刻対応も個別でやってくれそう」と思われるのですが、模試の実施時間は統一させています。

このように対応している理由は単純で、入試本番で遅刻させないためです。

その「遅刻してテスト時間を減らした」「点数を減らしてしまった」という反省が、来たる高校入試・大学入試本番で、「絶対に遅刻しない」という行動に生きてきます。「遅れても大丈夫」という対応を取ると、緊張感が生まれず、本番でやらかしかねないです。

そのように生かせるなら、遅刻した甲斐もあるというものです。遅れてほしくないですけどね。