[記事公開日]2022/04/25
英単語マラソンをやっていると、どうにもこうにも英単語が覚えられない子どもたちが出てきます。その原因を一つ一つ潰して行くのですが、「発音がわかっていない」という理由があります。
発音がわかっていなくても、「単語が書けさえすればいい」と割り切ってしまう子もいます。例えば’orange’を「オランゲ」とローマ字読みでクリアしていく、と言う方法です。無理やりですが、なんとか学校の授業についていけるようになれば、徐々に音が理解できるようになるのでこれはこれでアリな方法だと思っています。
でも、そういう方法も思いつかないのか、はっきりした理由はわかりませんが、どうにもこうにも覚えられない子もいます。
今回はそういう子どもたちに向けて、英単語の読みがカタカナで書いてある本を2冊用意してみました。読めない単語が出てきたら、それを見てカタカナ読みを覚えてもらうわけです。
これとは別に、今日は単語が覚えられない中2生に英単語150語を順に読み上げてもらって、「発音が違う」「発音ができなくてつまってしまう」という単語を探し出したりもしました。
ある程度統一した指導方法で対応する個別指導塾ではありますが、それでの対応が難しい場面があれば、そこは一人ひとりに合わせた学習方法を提案する、もしくは模索するようにしています。