学習の雰囲気、場の力を利用して成績を上げる

[記事公開日]2021/02/22
[最終更新日]2021/03/01

昨日は阿武野中、如是中生を対象にした総演習の2日目でした。

総演習に入塾後に初めて参加した塾生たちに、「どうだった?」と感想を聞いたところ、笑顔で「疲れた」と言って帰っていきました。

学習時間は1日あたり7時間半です。(間に30分ごとに1分の休憩はあります。)

  • 私語は禁止です。時間中は空調の音だけが聞こえます。
  • 参加者は翌週に定期テストが実施される中学校の塾生全員です。
  • 全員に参加してもらいたいので、参加費はいただいていません。
  • 寝たら私に起こされます。

周りがみんな静かにやっているので、「ここでは騒いではいけないんだ」という空気感があります。また、周りがやっているので「自分もがんばろう」という効果が得られます。

こういう空間は自宅や自分の部屋で作るのは難しいです。普通はテレビ、スマホ、布団、マンガなど、ゆったりとくつろぐためのグッズに溢れています。

コロナ禍ということもあり、タブレットやスマホを使っての遠隔授業を導入されている塾が多いことも承知していますが、それができる子どもならいいのですが、そこまで自分を律するのは難しいのではと想像しています。映像ならYoutube見ながらでも授業受けられますからね。場所を変えて学習をすることの効果は大きいです。

私は、人は皆がみんな、そこまで強くないと思っています。もちろん、世の中にはそれができる人もいるんでしょうけど…。そういう意味では、ここはお互い支え合いながら学習する場ですね。しゃべりませんけど。