[記事公開日]2019/08/30

四中生の実力テスト、チャレンジテストの結果が返ってきました。

期待通りの結果もあれば、そうでない結果もあるわけで…。悪かったと嘆いている生徒がいます。

この春に入塾して、初回の前期期末テストの点数が跳ね上がった生徒です。でも、今回の実力テストはそうではなかった。

思ったように上がらなかった理由は、過去2年半の学習内容が全て出てくるからです。塾では普段は定期テストに向けた勉強に取り組ませています。そしてこの夏休みに1ヶ月ほど復習。早くから自習に来るなどしてがんばってはいましたが、でも1ヶ月そこらの復習で高得点が取れるほど実力テストは甘くはありません。

まずは、1、2年の内容のうちの基礎の基礎をおさらいする。でもやってる端から忘れていきます。1週間前にやった単元のうち、半分でも覚えていれば御の字です。そうやって覚えていくのと忘れていくのとどっちが速いかという中で、何度も同じ問題を解いて解法や用語を覚えていく。解ける問題でもまた取り組む。そこまでやってようやく実力が付いてきます。

でも、単元ごとでの学習だと、今から「一次関数やるぞ」ってことがわかって問題解いているので、テスト本番でやるようないろいろな単元が合わさった問題を解かねばなりません。そこまでやってなんとかちょっと点がとれるようになります。

今回、結果が悪かったことを受けて、その子の真価が問われます。別にこの8月末の実力テストが全てではない。10月末にもあります。また模試でも実力は図れます。

全ては今からです。「点数が悪かったこと、それはそれとして置いといて、再び勉強に励むのみ」です。

っていう話をして、今自習に励んでくれています。その調子です。

追記:
中3からの通塾と、中1、中2から通塾との大きな違いはここにあります。早くから塾通いをしてもらっていると、夏休みや冬休み、春休みごとに復習に励むことができ、受験に向けて徐々に備えられるのです。