計画的な授業運営が行われているか確認する方法

[記事公開日]2019/04/25

入塾者が最も多くなる時期は2、3月です。一方で「4月に入って学校も始まったけど、まだ塾決めていない…」という人もいるはず。そういう人にはこのタイミングならではの塾選びの方法があるので紹介します。

それは、「その塾は、この1年間でいつに定期テストの対策を行うか、いつを休校日にする予定かを聞く」です。

4月後半にもなると、多くの中学校や高校で1年間のスケジュール表が出されます。つまり、「いつに定期テストをするか」ということが決まっているのです。それをほとんどの塾は把握しています(そういう大事な情報を集めていない塾は論外)。

塾はその予定をもとに、いつに教室をお休みにして、いつに定期テストの対策授業を開いて…という年間予定を決めます(9月以降の分はまだしも、せめて7月までの分は決めているはず)。

もちろん、学校によって定期テストの日程はバラバラです。例えば今年の近隣中学の前期中間テストは以下のような日程です。

 阿武野中:6月6日(木) ~ 7日(金)
 第二中:6月11日(火) ~ 12日(水)
 第四中:6月13日(木) ~ 14日(金)
 阿武山中:6月20日(木) ~ 21日(金)

そのため学校ごとに定期テストの対策授業を行おうとすると、何回も開催することになります。塾によっては「複数の中学の定期テスト対策を1日にまとめて実施する」なんてこともあるかもしれません。そのような日程を塾選びの際に確認することで、お子さんが通われている学校に合わせたスケジュールを組んでくれているかどうか判断できます。

もちろん、定期テストが近づいてきたら、その都度考えて対策を実施する塾もあるでしょう。しかし前もっての日程をしっかりと伝えてくれる塾は「ちゃんと情報収集して、計画を立てている塾」と判断できます。

ところで大手の塾では、全ての教室での休みの日を統一にしている場合があります。そこで社員の研修や会議を行うわけですが、そうなると各地域ごとの定期テスト日程などを無視してしまっている場合があります。

お子さんがお通いになっている学校の定期テストの前には、ちゃんと塾で授業は行われていますか?そのタイミングで「休校日」が設定されていませんか?

「この1年間でいつに定期テストの対策を行うか、いつを休校日にする予定かを聞く」ことで、地元に密着した塾であるかどうか、計画性のある指導が行われているかどうかがわかるのです。ぜひ参考にしてください。

もちろん、当塾はちゃんと年間予定を決めて動いています!