英単語マラソン、最低完走率14%の子どもに対してどうするか

[記事公開日]2025/09/02

英単語マラソン、社会マラソンは8月末までとしていて、その完走期日になりました。

そこで完走できていなかった子どもたちに対しては、ペナルティとして14日間(14コマ分(1コマは80分))の強制自習を課しています。

今回、その対象になった塾生は4名でした。逆に言えばこの4名以外は全員完走したということです。

実際のマラソンだと、自分がどの位置、どの順位を走っているかはなんとなく体感できますが、個別指導の塾での自習だとそれが難しいです。果たしてこの英単語マラソンはみんな取り組んでるの?意外とみんなサボってるんじゃないの?みたいな感覚に陥ります。

一昨日、「英単語マラソンで9割の子どもたちが100%完走して、実はあなただけが完走率14%だよ(この子がダントツでやってない)」って告げたときにその子の顔はこわばっていました(そしてその隣りにいたお友達の同級生は笑いを噛み殺してました)

たかが、高槻市にある小さな塾の取り組みですからね。「やらないと死ぬ」なんてことはありません。英単語マラソンをクリアしなくても、高校には進学できます(偏差値や知名度はさておき、どこかの高校は入学させてくれます)。

ここは「自分が本気で変わりたい」「本気で成績を上げたい」という機会を提供している塾です。

でも、です…

それに対して真剣に向き合えない子どもには私は叱ります。保護者はそれに向けてお金を出してくれている。子どもたち自身は塾に通う時間を使っている。それらを無駄にしたわけですからね。私だって、この英単語マラソンのテストを精魂込めて作ったわけです。

それらを無駄にした子どもにはそれなりの「私の思い」を届けます。大人の本気を見せます。

*写真の塾生は英単語マラソンをがんばっている子どもであって、この子が上に述べた子ではないです