冬休みの宿題は年内に完成させるルール

[記事公開日]2018/01/05

英信個別では公立中学生全員を対象に、学校の冬休みの宿題を年内に終わらせるように指示をしています。

写真は自習で学校の冬休みの宿題に取り組む生徒です。年末、特に自習内容を指定している一部の生徒以外は、学校の宿題に取り組んでいます。

目標は、12/29(金)までの完成です。

英信個別では11月に実施した三者面談時と、毎日の授業開始前の挨拶に、「年内には冬休みの宿題を終わらせるように」と伝えていました。それも手伝って、子どもたちは1科目でも宿題を渡されるとすぐに取り組み始めているようです。

ダラダラと時間をかけて取り組むのではなく、集中して一気に終わらせると時間を生み出すことへ挑戦するいい機会です。

補足:

・宿題が終わったかどうか、塾まで持ってくるように指示をしています。対象は全科目です。英語、数学はもちろん、美術や音楽も可能な限り私が目視でチェックします。抜けたページや乱雑な出来であればやり直し。

・絵画、書道など教室が汚れる可能性があるもの、リコーダーの練習など音のするものを教室で取り組むことは禁止です。古墳公園など他の場所でお願いします。

 

授業中に学校の宿題対応はしません

前職(大手個別指導塾)では、学校の宿題を塾の授業中に進めてほしいと保護者から依頼されることが何度かありました。子どもたちに個別での対応を謳っており、「学校の宿題のお手伝いも対応する」もその中にありましたから、当然と言えば当然のことです。

ただし、現在はそういうことはやっていません。理由は、①「学校の宿題を塾での授業中にできるとわかると、自宅ではやらなくなる生徒が出てくる。そして間に合わない」 ②「来るべき入試に備えて、長期休暇中は今までの復習に取り組ませたい」 からです。

なお、学校の宿題に関しての質問は授業外で受け付けています。上にも書きましたが、自習に来て取り組むのはOKにしています。

 

計画なんて立てなくてもいい

「学習は計画的にやりましょう」「長期休暇は計画をちゃんと立てて過ごしましょう」などとよく言われますが、計画をみっちり立ててその通りに遂行している中学生は見たことがありません。むしろ、締切・期限があってそれに合わせて動くのが、子どもでも大人でも共通した動きだと思っています。

もちろん、時として計画(スケジュール)を立ててそのように動くのは大事ですが、5教科7科目の国立大の入試に向けた学習や、同時に複数が進行しているプロジェクトの管理ならまだしも、「学校の宿題」程度に計画なんてあったものじゃなくて、先生から出されたタイミングでさっさとこなせば済む話です。

それに計画を立てても、急に何かが起こって計画は崩れます。病気になったり、家族で出かける用事が入ったり、友だちから遊びに誘われたり…。そしてその計画がずれたことを他人のせいにする…。バカらしい話です。

解決する方法は簡単です。「今すぐやる」です。