三角柱、四角柱の見取り図を書けるようにする

[記事公開日]2021/04/21

毎年小学5年生の冬頃に小学校では立体図形の学習を進めますが、そのタイミングで徹底して見取り図の書き方を練習する必要があるな、と思っています。

立体の名前とか、面の数などは覚えたら終わりですが、「直方体の見取り図を書く」というのは案外難しいもので、どこから手を付けたらいいかわからない、いびつな図形を書く、という子どもたちが案外見受けられます。

パターンを覚えて、何度も書いてもらった方が良いなと思い、その手順書を作成しています。ここで採用している問題集にも見取り図を書かせる問題はあるにはあるのですが、なにせ問題量が少ない。私としては何度も何度もやってもらって定着させたい。

小5だけではなく、中学生にもタイミングを見て取り組んでもらおうと思っています。立体図形は中1の後期で学習するので、その前に。中2、中3になってから入塾してきた子どもたちにも…。

自分で作図できるようになると、図形の応用問題を考える際の幅が広がります。あーでもない、こーでもないって図形を何度も書いて考えることができる。その図形の一部を拡大した図をノートに書くこともできる。そのための作図方法をマスターしてもらいたいのです。