[記事公開日]2017/04/17
[最終更新日]2017/05/05
[最終更新日]2017/05/05
平成28年度学校基本調査(文部科学省)によれば、日本には現在、86校の国立大学と91校の公立大学、そして600校の私立大学が存在しています。合計777校です。
高校生の子どもたちがどの大学に行きたいかはこの中膨大な数から選ぶことになるわけです。
何を参考にして大学を選べばいいのか。塾や予備校、学校の先生との相談もできますし、インターネットでも調べられるでしょうが、人ごとに主観が入る情報ですので、私は『蛍雪時代4月臨時増刊号』(旺文社)をお勧めしています。
1冊で日本中の大学の学部・学科でどのような勉強ができるのかを系統的に掲載してくれています。
資格を得られる学校を知りたい場合
なお、「理学療法士になりたい!」と言ったように、資格取得を希望している生徒には『蛍雪時代6月臨時増刊号』を使います。理学療法士の国家試験受験資格が取れる日本中の大学・短大・専門学校が列記されます。専門学校も掲載しています。そもそも「理学療法士と作業療法士はいったい何が違うの?」という質問に対しても、資格や職業の説明も掲載されており、高校生との進路相談の時には欠かせない資料です。
これらの情報を見てもらい、「自分のやりたい学問」「欲しかった資格」「自宅からの距離」などの情報から大学を絞って資料請求をするわけです。
もちろん、私なりの過去の経験でフォローもしますが、これがあると客観的な進路情報を得ることができます。こういう仕事をしていると、聞いたこともないような資格・職業を希望する生徒にも多く出会いますから。