[記事公開日]2022/02/14
春の講習会でも、夏の講習会でも、そして冬も同じ単元でひっかかった中3生がいて、理由を聞くと「講習会中の宿題をやっていなかった」と話してくれました。自宅で暗記をやっていなかった。なので説明した内容を覚えておらず、何か月も経つと教えてもらったことをほとんど忘れてしまったとのことでした。
解説を聞くことも大事だけど、自宅で繰り返し解くのはもっと大事です。そうしないと知識が定着しませんからね。この反省を踏まえて、忘れないように継続した学習をしてもらうようにするため、今後は理科と社会で暗記確認のテストを受けてもらうことにします。
対象は新中2生、新中3生で、春・夏・冬休みごとに、今までに中学校で習ったを内容全て解いてもらいます(プリント形式にして採点は私がします)。
そしてその代わりに、理科の授業提案数を減らすことにしました。たくさんのテスト受けてもらうので、授業はそれほど要らないと思ったからです(もともと社会は講習会授業提案をしていません)。講習会の受講自体は自由にしてきましたが(提案コマ数も好きに減らせる、なんなら0コマでもいい)、これからは理科と社会については英単語マラソンと同様に必須課題にします(英単語マラソン含めて、塾生は参加費無料です)。
習った内容を忘れてしまうという子どもたちへの対策として、「授業をたくさん入れる」という方法もあるかもしれませんが、それはしないことにしました。結局、また宿題をやらないだけでしょうし、保護者にしてみればたまったもんじゃないなと思うからです。全単元の繰り返しテストと言う形で暗記内容の定着を図ってもらいます。
基礎・基本を徹底してもらうための取り組みとして、この春から理科・社会マラソンをスタートさせます。