講師には授業中は「授業」以外のことをさせない

[記事公開日]2023/07/26

塾長として、授業の流れを作る上で意識をしたことに「いかに講師の皆さんには授業中に学習指導以外のことをさせないか」がありました。

具体的にいうと、当塾では授業中に子どもたちの様子や宿題の出来具合を書かせたり、定期テストの結果の回収・コピー業務を任せたり、などの業務をさせていないです。基本的に授業中はひたすら授業に専念させることにしています。講師が記録を全く残さないわけではないのですが、書いてもらっているのは「学校がどこまで進んでいるか」「今日の授業ではどの単元をしたか」という日付記入と、授業冒頭での宿題確認テストで不合格になった子どもたちの名前を報告してもらう程度に留めています。

前職では子どもから、「先生が授業中にずっと文章を書いているんだけど、あれ何やってるの?」と言われたので(やっていた内容は、授業記録が文章形式だったのでそれを書いていたのと、保護者への報告書記入など)、そういう授業外の作業を無くして、子どもたちの動きを見る(手の動きや、指示通りの解法をしているかどうかなどの確認)ようにしています。