[記事公開日]2022/04/26
塾長と言う立場をとりつつ、時々授業に入ります。
そういうことをしていると、今学校でどんな授業がされているのか、英語の教科書はどう難しくなったのか、子どもたちはどんなところでつまづきを感じているのか、などいろんなことがわかります。
前職のサラリーマン教室長の時にも授業には入っていましたが、自分で塾を経営する立場になった今でも、この授業に入ることは大事なことだと思っています。この経験があるから、「講師たちはこういうことに困るだろうな」と仲間がどうすれば授業がしやすくなるかが想像できますし、「授業とは別にこういうプリントを作ってチェックするようにしよう」などのアイデアが出てきます。
自己啓発本などを見ていると、「経営者がゴルフをするのは職場から離れることで自由なアイデアが浮かぶようになるから」などと書いてあって、なるほどと思うこともありますが、その反面現場にかじりついて子どもたちや問題集と向き合うことがないと、地に足のついた発想が出てこないなとも思う次第です。
そして授業が始まる前に、ちょっとずつ問題プリントを作成します。今回はローマ字のプリントを作成して講師に配りました。
中1生の前期中間テストでは毎回、ローマ字が出されます。でも当塾で使用している英語の問題集にはローマ字の解説・問題は掲載されていません。だから作りました。講師たちに前もって問題プリントと解答を渡して、「各自で1回解いておいてねー」と伝えています。地味な作業に忙しい日々です。