[記事公開日]2017/11/28
せっかくやる気になって勉強に取り組んでも、すぐに眠くなってしまってはもったいないものです。そこで学習時間をいかにして増やすかという取り組みを2つほど紹介します。
休憩したい気持ちになってからもう5分粘らせる
短時間の集中度合いを上げる方法です。勉強していて、「もう駄目!」「一休みしたい!」「ねむい!」という雑念にかられたタイミングで、あと5分粘ってから休憩をしてもらうやり方です。
キッチンタイマーでも用意して、限界が来たらそこからあと5分経ってから休憩。
だんだん集中できる時間が伸びてきます。
15分勉強して1分休憩の繰り返し
集中力を維持するために、15分間のタームの繰り返しで合間に1分間の休憩を挟むやり方です。音の鳴るキッチンタイマーが効果的です。
砂時計でやるとおしゃれかもしれませんが、砂がいつ落ち切るかが気になってしまい、そちらを見て集中できない生徒がいます。
また、1分の休憩を入れずに勉強をやり続けてくれるがんばり屋さんもいますが、それでも勉強が維持できる子どももいる一方で、2時間程度で集中が途切れてしまい、がんばってもらいたい15分間の学習時間のときによそ見をしたり、頬杖をつく子どもが出てきたりします。
基本的には1分休憩は絶対です。必ず休む。
なお、英信個別の定期テスト対策「総演習」ではこのやり方にしています。課題がクリアできない生徒は最長で「7時間半×2日間」の学習時間です。完走してもらうためには、一定の集中を長時間維持してもらわないといけません。
もちろん、終わった後はみんなクタクタです。と、同時に、やり切った感にあふれています。
私見ですが、小学生の頃に中学受験専門の集団塾で揉まれた生徒は、長時間の学習でもが集中が続くことが多いです。
小学生の頃は、落ち着いて机に座って学習することを鍛える期間なんだろうな、とつくづく思います。