[記事公開日]2020/09/16
問題を解いているときに、解き方がわからない問題があればどうすれば効率的かを考えてみます。
「これ、今度の授業(学校・塾)のときに質問しよう」と考えて、そこを飛ばさして次の問題に進んでしまうのも一つです。でも、今使っている問題集に解き方・考え方を掲載した「解説部分」がついているならその場でそこを読んで理解することをお薦めします。
言葉の解説よりも、実は文字で書いてある解説の方が丁寧で正しいことが多いです。
「先生なのに説明が不正確なの?」と思われるかもしれませんが、出版社のつくった解説は誰にでもわかるように作られていますし、用語のミスがないか大人がチェックして、そして出版されています。それだけに信ぴょう性は高いです。
先生が隣について、あれこれ説明してくれる方が「前向きに聞く気持ち」になるのは理解できます。でも、「この問題が解けるようになりたい」「次のテストで良い点数取りたい」「志望校に合格したい」という気持ちが強いなら、その場で解説を読んで理解した方がいいです。
「解説で書いてあることがわからない」ということがあるかもしれませんが、
- 問題の答えからなぜそうなるかを逆に理解する
- 解説を読んで、解法を把握する
などして、わかるようになると、問題を解き進めるスピードは飛躍的にアップします。
ちょっとわからなくなったら手を止める。そうしたい気持ちは理解できますが、学力をつけたいのであれば、解説を読んでその問題の解き方を理解することに「挑戦すること」が大事だと考えています。
それでもできない…となったときは大人に質問をする。そうすることで、効率的に質問ができ、全体の学習量を増すことができます。