英信個別の講師の給与体系

[記事公開日]2017/07/06

英信個別の講師の給与のことを紹介します。

 

授業の合間の休憩時間分も給与を出しています

こちらでは「時給制」を取っています。

塾というのは「1コマ(80分)の授業が1,700円」などという形でアルバイト学生の募集をかけることが多い業種ですが、英信個別ではその計算方式は行っていません。

『何時間何分働いてくれたか』を計算して支給しています。

そして上記に加えて、授業を担当してくれたコマ数を加算して支給、といった形です(事務作業で働いてくれた場合は、この加算分はありません)。

こうすることで授業の合間の10分間の休憩時間も給与の対象にしています。(当然と言えば当然ですが)

実はコマ給制のところはそこの休憩の時間は給与に含まれていません。ですから「1コマ1,700円」「1コマ1,850円」と謳っているのは休憩時間を抜いた金額というわけです。ですからトータルでの勤務時間を時給換算すると実際はもうちょっと下がります。

 

その他の取り組み

その他、以下のような仕組みを取っています。

  • 毎日20分の時給を「授業準備代」として報告とは別に支給しています。(実際にそんなに残業することはありませんが)
  • 大阪府の最低賃金はほぼ毎年上がりますから、それに合わせて基本となる時給も毎年上げるようにしています。上げないでいたらいつかは追いつかれますから。
  • 6時間を超える場合は絶対に45分以上の休憩取得してもらいます。
  • 8時間を超える労働時間の場合は、超過分の時給は1.25倍です。
  • 22時を超える勤務の禁止にしています。

よく大手塾さんがされているようなご家庭向けの報告書作成は行っていません。コストを抑える(お支払いいただく授業料を抑える)ためもありますが、女性の講師には安全のためできる限り早くに帰ってもらいたいからです。

  • 授業記録は原則として「学校でどこまで進んだか」「今日の授業はどこまで進んだか」を矢印で引くだけにしています。

授業が終わってから長々の居残りをして…ということは全くない仕組みです。

 

こうすることで一定の講師の質を担保するため講師の給与は高くなるようにしています(私の前の職場(大手個別指導塾)よりも講師人件費は売上対比で10%高くなるように設定しています)。

それは、「広告宣伝費の削減」「ご家庭向けの報告書を実施しない」「使用する教材の種類を減らして在庫を減らす」、そして「塾長の取り分を減らす」ことで調整しています。