[記事公開日]2017/04/10
[最終更新日]2017/05/09
[最終更新日]2017/05/09
英信個別の授業は、最終は21時30分に、そして自習は21時45分には終了するようにしています。
この終業時刻は私が今までに勤務をした塾で最も早い時刻です。理由は子どもたちには可能な限り早くに就寝し、十分な睡眠時間を確保してほしいからです。
世界中で最低の睡眠時間
日本は世界各国の睡眠時間と比較した際に、圧倒的に短いと言われています。OECD加盟各国の睡眠時間によると、これは全年齢の数値ではありますが、日本は平均して7時間41分(男)~36分(女)ですが、アメリカ8時間29分~42分、ドイツは8時間8分~16分、フランス8時間25分~32分、中国9時間0分~4分というように、加盟各国の中で最低です。
参考:https://www.oecd.org/gender/data/balancingpaidworkunpaidworkandleisure.htm
寝ない人はいない
「癒し」がブームになってから久しくなります。しかしどんなに気持ちのいいマッサージを受けても、温泉に入っても、やっぱり寝ます。体力の回復は寝ることにはかないません。毎日のことだけに、子どもたちにはしっかりと睡眠を確保しながら、そして勉強にも励んでもらいたいのです。
自分ができるところからはなんでもしたいと思い、このような時間帯に設定をしました。
適度に忘れて、翌日に思い出す
80分の授業時間で効率よく学習をして、22時までには自宅に帰る。そしてしっかりと睡眠をとって、学習内容を適度に忘れて、翌日に再びそれを思い出すための勉強をする。塾での学習だけで、100%の理解や習得はできません。説明をどれだけたくさんしても、別の日に勉強をしないと1週間後の次の授業には先週の内容を忘れてしまった子どもはよくいます。
まずは継続できる学習習慣を求めます。
私の希望は睡眠時間は1日8時間は絶対です。しっかりと寝て、学校の授業に集中してもらいます。学校の授業をちゃんと聞くことができれば、そもそも塾に来ずに済みますから。
ご家庭でもぜひご協力ください。