子どもたちの自己採点だけで済まさない

[記事公開日]2023/02/22

先週と今週の土日はそれぞれ四中と二中、阿武野中の塾生対象に定期テスト対策「総演習」を行いました。特に先週は人数が増えたので午前スタート、午後スタートの2部生に分けての実施になりました。

総演習では子どもたち自身に解いてもらった問題を自己採点してもらっていますが、採点後に私が再度チェックするようにしています。「指示通りに取り組んでいるか」「やり直しのある単元があるか」などを見ているわけですが、同時に漢字の書き間違い、英単語の綴りの間違いに気付かず正解にしているケースがあるのでその確認です。

以下にその例を挙げてみます。(矢印の右側が間違い)

  • surprise→ suprise
  • Of course. → of cours.(英文の最初が小文字、courseの綴り間違い)
  • He play tennis on Sunday.(三単現のsの書き忘れ)
  • 邪馬台国→邪馬大国
  • 班田収授法→班田授収法
  • 日本書紀→日本書記(「古事記」にひっぱられてる)
  • 菅原道真→管原道真
  • 藤原頼通→藤原頼道(「道長」にひっぱられてる)
  • 親藩→新藩
  • 徳川綱吉→徳川網吉
  • 日米修好通商条約→日米修奴通商条約
  • 太平洋→大平洋
  • 大西洋→太西洋

こういった間違いを見つけて、「ここが間違ってるよー」と指摘していくわけです。この手の自己採点のミスはほぼ全員から発見できます。で、やり直しさせる。せっかく覚えてくれたのに本番のテストで×ついたら悲しいですからね。

自学自習のみで進めるとこういった落とし穴がありますので、大人が確認する場面を作るようにしています。